VOICE先輩の声

免許を取って以来、大学へも車で通学するなど、車が大好きだった私。そのため自動車業界にも自然と興味が沸き、三協の会社説明会に参加しました。そこで自動車業界の知識や、部品のつくり方などを具体的に知ることができ、ますます関心は高まっていきました。モノづくりも好きだったこともあって、すでに造られたものを売る仕事ではなく、イチから車づくりに携われる三協の仕事は、私には大変魅力的に映りました。
また、自動車業界といえば油や鉄で汚いイメージを抱いていましたが、面接で初めて本社に訪れたとき、あまりにクリーンなオフィスに感激。こんな会社なら安心して働けると入社を決意しました。

これから市場に売り出される車の、部品の立ち上げから量産までの管理を行っています。いわば、お客様が企画した部品の紙図面を形に変え、市場に売り出すまでをサポートする仕事です。私の所属する初期調達部は、主に鉄グループと樹脂グループの２つのグループから成り立っており、私は樹脂グループに在籍していますが、車種ごとに担当が振り分けられ、一人で複数の車種まで担当しています。実際、今までにはホンダさんの新型フリードのシートや、トヨタさんの新型プリウスの天井内装部品、三菱ふそうさんの新型トラックのシート関係の部品など数多くの製品に携わることができました。
自動車の開発は、通常2～3年の期間がかかることが普通ですが、その工程ごとに仕事内容は変化していきます。その中での私の仕事は、立ち上げの状況確認や、仕入れ先のフォローなど幅広い業務に携わっていきます。
そのうえ私の仕事は、車だけにとどまりません。最近では、車分野以外にも力を注いでおり、お風呂のシャワー部品など住宅用樹脂部品まで担当しています。自動車の内側につけることが多い車の樹脂部品とは違い、シャワー部品は手で直接触れることのある身近なものだけに、安全性や、使われる状況などまで求められます。自動車業界と住宅業界では、お客様の考え方もまったく違うだけに、新たな発見や面白みもグンと広がりますね。

入社した当初は、納期を間違えて迷惑をかけたこともありました。それ以外にも、振り返れば、色々なミスや失敗がありました、いつも先輩たちのフォローや、部署のチームワークの良さに支えらきたと思っています。
そうしたなかで学んだのが、ミスをしたときは、後でしっかりと資料にまとめて、自分自身で改善していくことでした。その積み重ねがあったからこそ、今後は絶対繰り返さない、という自信が育まれたと思っています。同時に、社内体制の良さが私を育ててくれた、と今では感謝しています。

社内のバスケットサークルに参加して、定期的に汗を流しています。また休日は、気になるスポットがあると、愛車の三菱ekカスタムにのって金曜夜から小旅行に出発するなど、休日をとことん楽しんでいます。